私 ホームヘルパーです。

 さあさあバタバタしている間に冬になっちゃいましたよ。 寒いわーーーーーー。
今日は12月14日。 仇討の日の水曜日でございまーす。
 朝、事務所に行ってみると、、、。 「あらあら武井さん。 お久しぶり。」
(ゲ、何でこいつが居るのさ?) 「どうしたの? 変な顔して。」
(やば、、、、気付かれた。) そうなんですよ、辞めたはずの公子さんが居る。
 「大丈夫よ。 残しておいた物を取りに来ただけだから。」 そう笑う公子さんはどっか気になるんですが、、、。
「おはよう‼ 武井さーーーん。」 「アグ、、、。」
「どうしたの?」 「いきなり元気に入ってくるから、、、。」
「ごめんなさいねえ。 私ってさあ寒くなると元気なの。」 「シロクマみたいだね。」
タブレットを覗いている竜岡さんがボソッと言いますと、、、。 「あんたはヒグマやないかい。」
「それってさあ、どっちもデブってこと?」 「何か言ったか?」
「うわ、澄江さんが妖怪になった。」 「どっちもどっちでしょうに。」
「武井さん ボーナス覚えときなさいよ。」 「怖い怖い。 じゃあ行ってきまーす。」
 みんなが大笑いしているのを聞きながら私は事務所を飛び出すのです。 アンニャロメ、、、。
師走とはよく言ったものでほんとにほんとに誰もが気忙しそうに走り回っている。 走ってないのは高山さんくらいかな?
ねえ高山さん? 「俺が走ってたら危ないやろう?」
「かっこいいと思うけどなあ。」 「アホか。」
「アホちゃいますわ。」 「馬鹿ですわ。 ってあのなあ、、、。」
 暮れになっても高山さんのボケは迫力満点。 マウンテンゴリラのサーカスみたい。
譬えが変。 いいの 私なんだから。

 というわけで午前中は吉岡康子さんと片山敏夫さんの家にお邪魔しましたわ。 料理を作ってたらお腹いっぱいになっちゃって、、、。
(そんなに食べれないなあ。)なんて思ったんだけど食堂に行ったら牛丼の大盛りをペロっと食べちゃいました。 ああ恥ずかし。
それを見た凛子さんも眼が点になってたっけ。 分かる気がする。
 事務所に入って以来、いろんなことが有ったわ。 公子さんも爆発させたしねえ。
だってさあ、タオルをお尻に命中させるんだもん。 あんな人は滅多と現れないわよ。
投げ返したら本気で切れてたっけなあ。 懐かしいなあ。
 それにさあ、高山さんに何度襲われたか、、、。 落ち込んでる時に限って迫ってくるのよね あの人。
でもなんか聞いた話じゃクリスマスに結婚するらしいじゃない。 あれだけ奪っておいて、、、。
 という私だって百合子や信二と絡んできたのよね。 悪い母親だわ。
そのせいかな、百合子は結婚しないつもりだって言ってた。 「ずーーーーっとお母さんの傍に居るからね。」だって。
「ガン‼」 考え事をしていたら飲み屋の看板に激突したわ。
やらかすのも相変わらずだなあ。 と思いながらスーパーの前を通ってみる。
 あのゴミ箱は今もきちんと置いてある。 もちろん家から持ってくる人はまだまだ居るみたいだけど。
香水のきつかったヤンママさんたちもまだまだ健在の様子。 以前よりはおとなしくなったみたいだけどなあ。
 そこへ1台のポルシェが走ってきた。 (何事?)と思っていると、、、。
何食わぬ顔でスーパーの駐車場に入っていきましたわ。 めっちゃ緊張するやないかい。
 そっと見ていると浮気旦那にブチ切れていたあの人だわ。 どうやら慰謝料をガッポリと貰ったようね?
それはそれ、これはこれ。 私は見ない振りをして次のお宅に急ぐのでーす。 だって高山さんだもん。

 「こんにちはーーーー。」 と思って玄関を入ってみる。
「だからさあ、その夜は何処で食事するの?」 (美和子さんが居る。)
 私は足音を忍ばせてそーーーーーーっと靴を履くのです。 出ようとしたら、、、。
「あらあら、武井さんじゃない。 上がってくださいよ。」って美和子さんが飛んできた。 「いえいえ、大事なお話の最中でしょう? 邪魔すると悪いから、、、。」
「いいんですよ。 高山さんも待ってたから。」 「え?」
 「おやおや? 武井さんやないかい。 まあ上がってよ。」 「とは言うけど、、、。」
「ポチなら後で呼べばいいんだから。」 「ポチ?」
「あいつは俺のベッドやから。」 「ふーーーーん。」
 「高山さんってねえ、私を抱くことしか考えてないのよ。」 「男やったら誰でもそうちゃうんかい?」
「エッチーーーー。 エッチは要らないわ。」 美和子さんは真っ赤になって飛び出していきました。
「怒らせていいんですか?」 「いつものことや。 すぐに戻ってくる。」
「しょうがないなあ。」 そうは思うけどまずは仕事仕事。

 心配しながら料理を作っていると、、、。 「美味しそうなパンケーキを見付けたから買ってきた。」って美和子さんが戻ってきた。
「言うた通りやろ。」 高山さんは「ほらな。」って言いたそう。
 「武井さんにも買ってきたから食べてくださいね。」 「甘いの食べたら太っちゃう。」
「女は太いくらいがちょうどいいんですってよ。 ねえあなた。」 「あなた?」
「そうそう。 来年にはご主人様なんだからしっかりしてもらわないとねえ。」 そう言いながら美和子さんは私の手を見るのでした。
 そんなわけでパンケーキを食べた後は家まで猛ダッシューーーーーー。 途中で何か蹴飛ばしたけど気にしない気にしない。
小さいことを気にしてたら何も出来なくなるわよ。 ねえ、そこのあなた。
 「ボーナスが、、、」とか「給料が、、、」とかチマチマしたことを悩むんだったら自分に何が出来るかを考えよう。 自分から動くのだあ!
周りの人たちはあなたのことなんか知らないの。 知る必要も無いと思ってるの。
公務員だって政治家だってみーーーーーーーーーーんなそうよ。 「意見は聞きます。」って言ったってそれは票になれば、、、、、の話。
票にならない意見なんて100年経っても聞いてくれないわよ。 それが政治家。
選挙演説ではみんないいことを言うの。 何も出来ないくせにさあ。
与党だって票になる日との話しか聞かないのよ。 だから終わってるの。
野党はなおさらねえ。 ポンコツで馬鹿でスタンドプレーヤーで中国と仲良しじゃないと議員にすらなれないんだからなあ。
おまけに批判すると「訴えてやるーーーーーーー‼」って吠えるでしょう? 負け犬よね。
負け犬じゃなかったらどうどうと政策論争をしなさいよ。 意気地なし 弱虫 臆病者。

 だちから電話が掛かってきた。 思わず私はぶっ飛んだのでありました。
なぜかって? 病院の主治医があまりにも馬鹿でアホでだらしない人間だったからよ。
 だちがさ、熱を出してすごい咳をしながら救急搬送されたんだって。 でもその主治医は鼻詰まりの治療しかしなかったんだとさ。
しかもさ、最初の二日間は効果の無い天敵をずーーーーーーーーっと撃たれ続けたのに熱が下がらなかったんだって。
 そこで看護師は「解熱剤を入れなさい。」って進言した。 言われたとおりにやってみたら熱が下がっちゃった。
 それでだちには「もう病院としてはなーーーーーーーーーーーんもやることが無いから帰りたかったら帰ってもいいよ。」って言い放ったんだそうな、、、。
「咳もひどいし喉も腫れてるんだけど、、、。」ってだちが言ったら「そんなのは掛かり付けの病院でやってもらいなさい。」って言い捨てたんだって。
この人さあ、グーグルの口コミでも散々に書かれてるよねえ? 看護師さんはいい人たちばかりなのになあ。
 おまけにさあ「咳が苦しいから薬をくれ。」っておじさんに頼んだら、、、。 返事は良かったらしいけどすっかり忘れてたんだって。
だらしない男が働いてる職場って嫌よねえ。 ねえ竜岡さん。