「お…俺も鈴花が喜んでくれて嬉しい…!!こ…今度もどっか行かね?」 え?それって…、デート? 「ほ、ホントに?いいの?」 私がそう聞くと、虎白くんがこっちを向いて 「勿論」 とニカッと笑った。それから 「虎白くん…好き!!!」 いきなり私がそう言ったので虎白くんが驚いたような顔をして 「俺も。鈴花のこと大好き。」 そう私の耳元で言った。 その声が甘くて…カッコよくて…好きで…… 私の虎白くんへの好きがまた膨らんだ。