「じゃあ勝負! 2年の夏休みの分まで!!」 言い終わって気付く。 夏で終わった人生だからと制限をつけたのに。 丸1年も先を指定するなんて,これじゃほんとの秀才みたい。 ちらりと見ると高峰さんは流石に言葉を失っていた。 「は,えまじか。紅葉みたいな能天気が? そんな頭良さそうじゃないんだけど」 普段は頭悪いやつと思われてたみたいで憎たらしい。 学力と地は違うんですぅ。 家について,私は自分のワークと,お姉ちゃんに借りたワークを用意した。 2人の真ん中に置いて,私達はそれぞれ紙をもつ。