うぅ

気持ち悪い

朝の5時前
気持ち悪さで起きてトイレに駆け込んだ

はぁはぁ...

「すず、大丈夫?」

「...うん」

「水持ってこようか?」

「...大丈夫。」

しばらくトイレにこもって
もどしたら落ち着いた

昨日の晩のお寿司が...

はぁ。

リビングに戻ると海斗がテレビをみていた

「寝ててよかったのに」

「大丈夫か?」

「うん、悪阻だよ。」

「そっか...
今日、仕事だろ?大丈夫か?」

「大丈夫だよ。」

「血糖値測らせて。」

「...」

そりゃそうだよね。
心配だよね。
私でも心配だもん


血糖値はかると
ありえないくらい低かった
食べたものが体に吸収されていない。


「すず、点滴打った方がいい。
また倒れちゃう」

「えー」

言われると思ってたけど
こんな朝から点滴かよ


「用意してくる」

海斗が部屋を出て行った

でも昨日、頑張るって決めた。
仕事も休めないし頑張るしかない

すぐに海斗が帰ってきた

「お待たせ。
はい、ベッドに横になって手を出して。」

言われるがままされるがまま
海斗に従った

自分でもびっくりするくらい従順に。