「いるよ。病院が一番多いかもしれない」
「そうなんだ……」
それでユカリは怖くなって診察を受けずに帰宅したのかもしれない。
市民を守るはずの自衛隊員が、市民を脅かしてどうするの!?
憤りを感じていたとき、後方から麻子が声をかけてきた。
「ユカりちゃん、よかったらこれ食べる?」
麻子が右手に持っているのは栄養ドリンクのゼリーだ。
「小腹が空いたときのためにいつも持ち歩いているの」
そういう麻子の手からユカリがゼリー飲料を奪い取り、乱暴に蓋を開けていく。
「こういうのは、試してみてないの」
驚く麻子に説明して、ユカリはゼリー飲料に口をつける。
そこから先は恐る恐ると言った様子でゆっくりとゼリーを吸い込んでいく。
「どう? 味はおかしくない?」
私の質問に答える代わりにユカリは一気にゼリー飲料を飲み干していた。
あっという間に空になったゼリー飲料から口を離してホッと息を吐き出すユカリに、つい笑ってしまう。
「良かった。味、なんともなかったみたいだね?」
味覚障害になってもすべてのものの味が変わるわけではないと、聞いたことがある。
普通に食べられる食材を探せば、見つけられるかもしれないんだ。
「そうなんだ……」
それでユカリは怖くなって診察を受けずに帰宅したのかもしれない。
市民を守るはずの自衛隊員が、市民を脅かしてどうするの!?
憤りを感じていたとき、後方から麻子が声をかけてきた。
「ユカりちゃん、よかったらこれ食べる?」
麻子が右手に持っているのは栄養ドリンクのゼリーだ。
「小腹が空いたときのためにいつも持ち歩いているの」
そういう麻子の手からユカリがゼリー飲料を奪い取り、乱暴に蓋を開けていく。
「こういうのは、試してみてないの」
驚く麻子に説明して、ユカリはゼリー飲料に口をつける。
そこから先は恐る恐ると言った様子でゆっくりとゼリーを吸い込んでいく。
「どう? 味はおかしくない?」
私の質問に答える代わりにユカリは一気にゼリー飲料を飲み干していた。
あっという間に空になったゼリー飲料から口を離してホッと息を吐き出すユカリに、つい笑ってしまう。
「良かった。味、なんともなかったみたいだね?」
味覚障害になってもすべてのものの味が変わるわけではないと、聞いたことがある。
普通に食べられる食材を探せば、見つけられるかもしれないんだ。



