ざらざらとした感触ですぐに表面が落ちてくる。
「大丈夫。きっとうまくいくから」
小さな声で圭太が応援してくれる。
私は頷いて枝に手をかけた。
最初は両手の力だけで自分の体を持ち上げて、あとは木の凹凸を探りながら足場を見つけていく。
木登りなんて幼稚園の頃数回しただけの私にできるとは思えなかった。
でも、やるしかない。
緊張で心臓がバクバクと音を立てている。
歯を食いしばって懸命に自分の体を支える。
枝が沢山伸びてくれているため、思ったより難しくなく圭太と同じ目線まで到達していた。
両足を枝にかけてホッと息をついた。
「よし、先にタッパーをこっちへ」
手を伸ばしてくる圭太へタッパーを差し出す。
3つ分のタッパーの中はパンパンで、それを片手で差し出すのは少し困難だった。
それでも圭太の手に渡れば大丈夫。
そう思っていたのに。
一番上に乗っていたタッパーがバランスを崩したのだ。
あっと思っても、片方の手は木につかまっているからタッパーに手を伸ばすことは不可能だ。
「大丈夫。きっとうまくいくから」
小さな声で圭太が応援してくれる。
私は頷いて枝に手をかけた。
最初は両手の力だけで自分の体を持ち上げて、あとは木の凹凸を探りながら足場を見つけていく。
木登りなんて幼稚園の頃数回しただけの私にできるとは思えなかった。
でも、やるしかない。
緊張で心臓がバクバクと音を立てている。
歯を食いしばって懸命に自分の体を支える。
枝が沢山伸びてくれているため、思ったより難しくなく圭太と同じ目線まで到達していた。
両足を枝にかけてホッと息をついた。
「よし、先にタッパーをこっちへ」
手を伸ばしてくる圭太へタッパーを差し出す。
3つ分のタッパーの中はパンパンで、それを片手で差し出すのは少し困難だった。
それでも圭太の手に渡れば大丈夫。
そう思っていたのに。
一番上に乗っていたタッパーがバランスを崩したのだ。
あっと思っても、片方の手は木につかまっているからタッパーに手を伸ばすことは不可能だ。



