竜王の一途な溺愛~私が前世で孵した卵は竜王の卵でした!?~

 あれだけ怖かった、あれだけ苦しみの根源だったカヤとリーハのことに対しても、救いを願えるようになっていた。
 この炎が、エリナの中の恐怖を消してくれたのだと、そう思った。

 そうして、耐えがたい疲労感のなか、エリナの意識はゆっくりと暗転した。