「エリー、僕、あなたが好きです」 「――え?」 まだ、いうつもりはなかったのに、そんな告白までしてしまった。 「エリー、僕、あなたが」 「二度も言わないで、きこえているわ」 エリナが打ち捨てるように言う。 それは、クリスの好意を、いとわしく思っている声色だった。 「……ごめんなさい、竜種とは、そういう関係にならないことにしてるの」 「――どうしてか、聞いても?」 クリスは尋ねた。 もしかして、と思っていたことだった。いくらなんでも、こんな話を聞いたことはないから。