エリスティナが拒否をすれば、きっとエリスティナは処断されるだろう。死ぬならまだましだ。 けれど、その罰が家族に及ぶ可能性を考えるなら、エリスティナはこうする以外になかった。 エリスティナは、深く、深く、頭を下げる。 潤んだ目が、この男ーー竜王に、決して見られることのないように。 「謹んで、拝命いたします」 エリスティナの地獄は、ここから始まった。