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翌日、私はドキドキしながら出勤をして働いた。まかないを頂いて、メイド服から制服に着替えるとメイド長に言われるままに凰成さまのお部屋まで案内される。
ドアのノックをして「メイドの彩華です」と告げれば、中から執事が現れて凰成さまのもとに案内された。
「凰成さま、お支度中に失礼致します。メイド補佐の者をお連れいたしました」
「……あぁ、ありがとう。入ってくれ」
低い声で優しい口調で言われて私は部屋の中に入ると、写真で見たまんまの男の子がいた。
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