やめないで。それ。


まさかのことを言われて目を丸くする。

これを逃したらもうこの子はおれを見てくれないかもしれない。

不純で穢れたおれを。

おれはただ手放したくない一心で、


「____じゃあ、付き合う?」

「えっ、??」

「まあ彼女いないし。」

「っ、つきあう!!!!」


頭の中で色んな言い訳を作って彼女という立場にして縛り付けた。


「じゃあ今日からよろしくね。莉緒」


おれはいつか心の底からこの女の子を愛せる気がした。