やめないで。それ。



「あれ?今日は恵くん居ないの?」

「夏休みだし。家族との予定でもあるんじゃねーの。」

「じゃあ、久しぶりに2人だね!」


女はうれしそうにおれの腕にもたれかかる。


「やめろよ。」


おれが払い除けてもやめようとしない。

相手にするのをやめて課題に黙々と取り組んでいると、女は1冊の雑誌を持ってきた。


「やっぱり中2男子でもこーゆーの見るんだね。」