やめないで。それ。


でも伊織くんの初めてがそうじゃなかったとしたら、伊織くんにとって行為そのものがなんなのかを分かっていないんじゃないかと思った。


快楽や快感のため?

そこに本当の愛はあったの?

どうしても知りたい。


もし知らないのなら、わたしが教えたい。

なんの経験のないわたしでも唯一教えてあげられるもの。


「初めては、恐怖でしかなかった___」


伊織くんは思い出すように過去の話をしてくれた。