「"彼女"をお迎えにきました〜。」 彼女をとても強調して先輩は口を開く。 「こいつは、バカで、鈍臭くて、ネガティブで、泣き虫で、おれが隣にいるのにいつまで経っても自信なくて、めんどくさい彼女だけど、」 言い過ぎじゃない? 「おれは手放す一切予定ねぇからさっさと諦めろよ。」 「っ、」 わたしに向けて言われてる訳じゃないのに顔が熱くなるのがわかる。 「はぁーーー、ほんと保科先輩って性格わるいっすね。」 「彼女がバカなもんでね。」