それに、花火大会に行くと理仁さんへの思いが爆発しちゃいそうだった。
だから、何度も断っていたんだけど……。
『いいじゃない千鶴! こいつと一緒に行ってもいいんじゃないかしら? もしかしたら、何か奢ってくれるかもよ?』
なんていう、万季ちゃんの言葉が届いたんだ。
万季ちゃんには何も言っていないから、私がここまで渋るのを知らない。
そんな何気ない一言だったからこそ、怪しまれたくなかった。
ここまで隠し通してきて、今言えるわけない。
結果的にそういった結論に至った私は、悩みながらも怜司君と行く決断をした。
「それじゃあそろそろ行こっか、千鶴ちゃん。」
「あ、うんっ……。」
ふっと柔らかな笑みを浮かべる怜司君は、さながら王子様みたい。
でもドキドキなんて起こらなくて、申し訳なさが増えただけだった。
やっぱり私、怜司君に甘えちゃってるのかもしれない……。
お話を聞いてもらってからずっとそう思っていて、自然と足が止まってしまう。
「千鶴ちゃん?」
「……私、これ以上怜司君には甘えられないよ。」
だから、何度も断っていたんだけど……。
『いいじゃない千鶴! こいつと一緒に行ってもいいんじゃないかしら? もしかしたら、何か奢ってくれるかもよ?』
なんていう、万季ちゃんの言葉が届いたんだ。
万季ちゃんには何も言っていないから、私がここまで渋るのを知らない。
そんな何気ない一言だったからこそ、怪しまれたくなかった。
ここまで隠し通してきて、今言えるわけない。
結果的にそういった結論に至った私は、悩みながらも怜司君と行く決断をした。
「それじゃあそろそろ行こっか、千鶴ちゃん。」
「あ、うんっ……。」
ふっと柔らかな笑みを浮かべる怜司君は、さながら王子様みたい。
でもドキドキなんて起こらなくて、申し訳なさが増えただけだった。
やっぱり私、怜司君に甘えちゃってるのかもしれない……。
お話を聞いてもらってからずっとそう思っていて、自然と足が止まってしまう。
「千鶴ちゃん?」
「……私、これ以上怜司君には甘えられないよ。」

