甘くて優しい青春恋物語 ~お隣さんと夏祭りと、熱くて甘すぎる恋~

 ガサツとか無神経とか……結構言うな。

 いや、正直否定する気はないが……千鶴にもそう思われているのなら、少しは行動を改めないといけない。

 だが、従姉の言ってる事が道理が通り過ぎている。

 流石何人もの男と付き合ってきた女……言う事の格が違う。

 はぁ、ただ俺をたまに連れまわすのはやめてほしいが。

『千鶴ちゃんと話をして、花火大会一緒に行け!』

 そんなさっきの言葉が、ふっと脳裏をよぎる。

 ……いつまでも逃げ続けて目を背け続けたら、ダメだろうな。

 俺が何かしてしまったのか確定なんだから、早めに話をしないと。

 じゃなきゃ、千鶴を誰かにとられるって可能性もあるわけだ。

 そんなのは……絶対に避けたい。

 今の千鶴が話をしてくれるかは分からないが、連絡する価値はあるだろう。

 俺は縋るような祈りを込め、スマホからメールを送った。