……けれど、すっごく嬉しいっ。
「実は私も、理仁さんと花火大会行きたいなぁって思ってて……えへへ、嬉しいですっ。」
素直な気持ちを口にする。
以心伝心してるみたいで、理仁さんも同じ事を思ってくれてたんだなって。
その事についても嬉しくなり、無意識に頬が綻ぶ。
「……千鶴さぁ、何でそんな無自覚なの。」
「えっ? ……り、りひとさっ……んっ。」
わけの分からない事を言ったと思ったら、理仁さんはこっちに手を伸ばしてきた。
そのまま私の頬を弱い力で撫で、長い指を私の横紙に絡ませる。
突然の事だったからまたもや変な声が出てしまい、大きく目を見開いて固まってしまう。
その時、理仁さんの視線がいつもと違う事に気付いた。
な、なんだか理仁さんの視線……あ、甘い?
直感的に思い、急に恥ずかしくなってきて視線を逸らす。
「う、あの……りひと、さん……ちょ、ちょっとだけ、恥ずかしい、です……。」
どうして“甘い”なんて感じたのかは分からないけど、とりあえずこのドキドキから解放されたい。
「実は私も、理仁さんと花火大会行きたいなぁって思ってて……えへへ、嬉しいですっ。」
素直な気持ちを口にする。
以心伝心してるみたいで、理仁さんも同じ事を思ってくれてたんだなって。
その事についても嬉しくなり、無意識に頬が綻ぶ。
「……千鶴さぁ、何でそんな無自覚なの。」
「えっ? ……り、りひとさっ……んっ。」
わけの分からない事を言ったと思ったら、理仁さんはこっちに手を伸ばしてきた。
そのまま私の頬を弱い力で撫で、長い指を私の横紙に絡ませる。
突然の事だったからまたもや変な声が出てしまい、大きく目を見開いて固まってしまう。
その時、理仁さんの視線がいつもと違う事に気付いた。
な、なんだか理仁さんの視線……あ、甘い?
直感的に思い、急に恥ずかしくなってきて視線を逸らす。
「う、あの……りひと、さん……ちょ、ちょっとだけ、恥ずかしい、です……。」
どうして“甘い”なんて感じたのかは分からないけど、とりあえずこのドキドキから解放されたい。

