「外でも眺めながら、少し呑まないか」 「ありがとうございます。 でも、今日、寒いので―― あ、羽積さん、熱燗もいける口ですか?」 ああ、と羽積が頷いたので、 「じゃ、ちょっとお待ちください」 と言って、和香は一度部屋に戻っていった。