今、すごく熱烈にプロポーズしてしまった気がする、と耀は思っていた。
和香の手を握りしめていることに気づき、離そうかと思ったが。
いや、そういうところがよくないんだと思い、更に強く握りしめる。
和香が赤くなって俯いた。
恋なんて縁がないと思っていた自分が、こんなに誰かを好きになれる日が来るなんて思ってもみなかった。
静かに暮らしていくために建てた家。
だが、今はこの家を眺めていると、ある未来しか見えてこない。
常になにかやらかしてそうな和香と、和香にそっくりな、
そんなこと現実にあるのかっ?
と叫び出しそうな事件を持ち込んできそうな子どもたちが駆け回っている未来しか!



