結局、母の機嫌が良さそうな日曜日。 耀は和香を連れて、母の家を訪ねた。 和香が気の利いた流行りのお菓子を持ってきて、母としばし語らう。 日当たりの良いリビングルーム。 三階まで吹き抜けている高い天井からも眩しくない程度の日差しが降り注いでいる。 耀はお手伝いの美佐江さんの淹れてくれた紅茶を飲みながら、その血も凍るような光景を眺めていた。