不埒な上司と一夜で恋は生まれません

「それで……、お前はこれからどうするんだ」

 和香は答えない。

「お前が心に決めたこと。
 困ったことがあるのなら、手を貸そう」

 決意を秘めた瞳で耀は和香を見つめる。

 テーブルの上に置いた和香の手に耀が手を重ねてきた。

 その手を見つめ、和香は言う。