和香にとんでもない秘密があったとしても、触れなければいいんじゃないか?
うん。
そうだ。
そうしよう、と思ったとき、美那らしき人物が和香に話しているのが聞こえてきた。
「よかったじゃない。
やっぱり、取っ手が取れてこそのティファールよ」
「いやだから、壊れたんですってば」
その後は、誰かがテレビで見たというアメリカの幽霊屋敷の話をはじめたようだった。
「外国の幽霊って騒々しいわよね」
「なんか日本のみたいに、じめっとしてなくて、カラッとしてるわよね。
霊になっても、国民性の違いってあるのね」
「和香、外国の幽霊って見たことある?」
そんなもの見たことある奴、そういないだろう、と思ったとき、和香が、
「いや、日本のもないですよ。
幽霊っぽいものは見ましたけど」
と言うのが聞こえてきた。
和香の声だけ、やはり、自分にはクリアに聞こえてくる。
うん。
そうだ。
そうしよう、と思ったとき、美那らしき人物が和香に話しているのが聞こえてきた。
「よかったじゃない。
やっぱり、取っ手が取れてこそのティファールよ」
「いやだから、壊れたんですってば」
その後は、誰かがテレビで見たというアメリカの幽霊屋敷の話をはじめたようだった。
「外国の幽霊って騒々しいわよね」
「なんか日本のみたいに、じめっとしてなくて、カラッとしてるわよね。
霊になっても、国民性の違いってあるのね」
「和香、外国の幽霊って見たことある?」
そんなもの見たことある奴、そういないだろう、と思ったとき、和香が、
「いや、日本のもないですよ。
幽霊っぽいものは見ましたけど」
と言うのが聞こえてきた。
和香の声だけ、やはり、自分にはクリアに聞こえてくる。



