夕食後、コンビニに走った(バイク)。



花火を2つ買い、駆け足になるほどにミナは浮かれてた。

あの日と同じ道順で石垣の階段を降り、見えてきた夜のビーチ。


慣れないライター。

斗亜「多分、ここを」

ミナ「ついた!今着いたよね!」

斗亜「ここを押し続けるのか」

どうにか使って火をつけた花火。


光が一直線に放たれて

ミナ「うわぁ、綺麗!」

斗亜「綺麗だね」

2人を照らす。



ミナ「私、2本使い〜」

そのまま浜辺を走ると、光だけがそばにあって煙は後ろへ流れていく。

夜の冷たい風が心地よい。



斗亜「あ、ミナ!これ色変わった!」

ミナ「お!ほんとだ!すごい!綺麗」

暗いビーチの中で花火に照らされた空間で、2人は見つめ合った。


ミナ「打ち上げ花火も綺麗だけどこういうのいいね」

斗亜「うん、楽しい!」  


買いつめた花火もなくなり、、最後は線香花火をする流れに。