森宮「じゃあ、これを学校に提出します」

タブレットを示してそう、宣言したもののこの場からいなくならない森宮。



森宮「なぜ、アルコールにはしったのですか?」

音瀬「どうでもいいでしょ」

音瀬に視線をやるが、目は合わない。


森宮「なんで、泣いていたんですか。」

音瀬「しつこいな」

苛立ちを見せた音瀬は森宮と目があってそう言った。


森宮「人気も車通りもない。

あなただけの泣き声が響いたあの場にいたものとして、支えになりたいだけです。」


音瀬「いらない。おせっかい。」


元々はミナがいた場であったが、ミナの方が耐えられなくなって屋上を後にした。