「ごちそうさま」
片桐先輩は軽く平らげてくれたので受け取ると「砂糖ついてる」親指で口の端をなぞられて「自分でできます」と、身をよじる。
「ひなって、片桐先輩の前だと普通だね」
「へ?」瞬きすれば、可笑しそうに笑うセリナと出会う。
「ほら、クラスの男子の前じゃ未だに警戒してるじゃん。なのに、凄くね?成長したね、ひな」
「あー、男慣れしてないんだっけ」
「聞きました?女子校育ちって」
「聞いた聞いた、櫻女さまでしょ」
いやいや、セリナの方がすごいです。ほぼ初対面の片桐先輩とも普通に喋れてるし、なんならすっきりした顔立ちで美人なセリナと中性的で綺麗な片桐先輩って並んでいたら普通にお似合いだ。
水筒の中身であるミルクティーを飲みつつ二人の話を見守っていると
「そういや片桐先輩、ひなのお兄ちゃん知ってます?」
「知ってるよ」
なんて、衝撃の事実を彼は告げるので、あまったるいミルクティーが喉の奥に閊え、噎せこんだ。
「な、な、なんで知ってるんですか!?」
「なんでって、知ってるから」
さらり、蛇口を捻ったみたいに片桐先輩は告げるので「は、え、えぇ!?」相変わらず、言葉がどこかへ飛んで行ったみたいに、間抜けな声しか出てこない。
片桐先輩は軽く平らげてくれたので受け取ると「砂糖ついてる」親指で口の端をなぞられて「自分でできます」と、身をよじる。
「ひなって、片桐先輩の前だと普通だね」
「へ?」瞬きすれば、可笑しそうに笑うセリナと出会う。
「ほら、クラスの男子の前じゃ未だに警戒してるじゃん。なのに、凄くね?成長したね、ひな」
「あー、男慣れしてないんだっけ」
「聞きました?女子校育ちって」
「聞いた聞いた、櫻女さまでしょ」
いやいや、セリナの方がすごいです。ほぼ初対面の片桐先輩とも普通に喋れてるし、なんならすっきりした顔立ちで美人なセリナと中性的で綺麗な片桐先輩って並んでいたら普通にお似合いだ。
水筒の中身であるミルクティーを飲みつつ二人の話を見守っていると
「そういや片桐先輩、ひなのお兄ちゃん知ってます?」
「知ってるよ」
なんて、衝撃の事実を彼は告げるので、あまったるいミルクティーが喉の奥に閊え、噎せこんだ。
「な、な、なんで知ってるんですか!?」
「なんでって、知ってるから」
さらり、蛇口を捻ったみたいに片桐先輩は告げるので「は、え、えぇ!?」相変わらず、言葉がどこかへ飛んで行ったみたいに、間抜けな声しか出てこない。



