笑ってくれる二人に助けられて、また歩き出す。
駅まで歩いて二人と話している間も、ずっと心臓がズキズキと痛んでいた。
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「私お腹空いたから普通にご飯食っていい?」
「この時間に夜ご飯食べんの?」
「違うよ、夜ご飯はまた家帰って食べる」
「太るぞ」
まだ太陽が出ている時間、メニューをまじまじと見ながらそう言ったまやちゃんに花菜ちゃんは鋭いツッコミを入れている。
……さすがまやちゃん、よく食べるな。
それでもこんな細いんだからすごいよね……。
「雪桜は?」
「うーん、私甘いものが食べたいかも」
「食え食え、ニキビなんて気にすんな」
「いや、そんなにいらない」
三人で笑いながらメニューを見る。
しばらくして、店員さんを呼び一人一人頼んだ。
「……雪桜大丈夫?」
「……うん」
「嘘下手か」
「……」

