チカ先輩のお気に入り。





でもその驚き方は、私に驚いてるんじゃなくて自分自身に驚いてるような……そんな感じがした。
少しだけ無言が続く。

な、なんか言ってよ……っ!!
ジワジワと顔に熱が溜まり続け蒸発してしまいそう。

チカ先輩の様子を伺い続けていると、やっとハッとした様な顔をして私を見つめた。
と思ったら、いつものニヤリとした意地悪な笑みを浮かべて、少し身構える。


「……なに真に受けてるの?顔真っ赤だよ」

「な……っ!?」


な、な、なんですって……っ!?
ナニマニウケテルノ、カオマッカダヨ……?

その言葉に、またさらに顔に熱が集中する。
恥ずかしさだ。照れを含まない、ただの恥で顔が熱い。

そんな私を見たチカ先輩は、「ははっ」と吹き出して。
こ、この人やっぱりムカつく〜〜っ!!


「…なんでだろうね。雪桜ちゃん見てると意地悪したくなる」

「……最悪です……!!」


何言ってんだこの人は……っ!!