星空の下で

「うん。
ここに来る前は
ほとんど都会を点々としてて、
ここは郊外でしょ。
お兄ちゃんも
落ち着いて生活できてるの。
都会にいた時は
入退院繰り返してて、
学校もほとんど行けなかった。
だから、もし今度
転勤するって言われても
あたしとお兄ちゃんは
残ろうって決めてる。」
「華恋…。」
華恋は良い子だ。
千洋を大事に想ってる。
俺にはそれが伝わってきて、
何だか泣きそうになってしまった。