俺は仲間と
弁当を食べている。
もちろん華恋も誘った。
最初は彼女も緊張していたけど、
徐々に打ち解けて行った。
敬語も取れている。
「私…こんなに
大勢の人と
食事したのなんて、
小学校以来よ。」
俺たちグループは、
小学からの付き合いなので、
それだけスペースが広い。
クラスの1/4は
占拠されているのでは
無いだろうか。
「でも多い方が楽しいよね?」
友達の一人、隼人が言った。
「…うん。」
華恋は微笑んだ。
男がほとんどなので
少々退屈だろうけど、
良い奴は多いし、
大丈夫だと思う。