桜いろの恋

──想いを繋ぎながら、時は進み、季節は巡る。桜が咲いて蝉が鳴いて木の葉が色づいて、また真っ白の世界を繰り返す。

貴方はまだちゃんと離さず持っていてくれているだろうか。
あの時の想いを。
貴方を愛した真っ白な心を。


私は桜の花を見るたびに貴方を思い出す。

本当は言いたかった、桜の花言葉。

貴方の心の隅っこにいまもあの時の桜の花が咲いていることを願いながら、桜に貴方の笑顔を思い出す。


──『私を忘れないでね』









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