「……っ」
「南月、どした?スゴイ息きらせて」
「ま……、真琴ちゃん……」
「ん?」
いつもの真琴ちゃんの笑顔。それに、私はすごく安心して……ポロポロと、涙がこぼれた。
「ま、真琴ちゃ~ん!!」
「なんで泣いてんの!?」
「お願い、話を聞いて~っ」
真琴ちゃんにギュッと抱き着く私。そんな私の頭を、訳が分からずともヨシヨシとしてくれる真琴ちゃん。
その優しさが胸に響いて――無言のまま、彼女の背中に手を回した。
◇
「つまり、アリスって子に理央くんをとられてるわけね?」
「いや、とられてるっていうか……」
「そこは頑張って否定しよーぜ、南月ちゃん」
朝から少し時間が経ち。現在、昼休み。
私と真琴ちゃん、そしてなぜか太陽くんが、三人顔を合わせてお弁当を食べていた。
「南月、どした?スゴイ息きらせて」
「ま……、真琴ちゃん……」
「ん?」
いつもの真琴ちゃんの笑顔。それに、私はすごく安心して……ポロポロと、涙がこぼれた。
「ま、真琴ちゃ~ん!!」
「なんで泣いてんの!?」
「お願い、話を聞いて~っ」
真琴ちゃんにギュッと抱き着く私。そんな私の頭を、訳が分からずともヨシヨシとしてくれる真琴ちゃん。
その優しさが胸に響いて――無言のまま、彼女の背中に手を回した。
◇
「つまり、アリスって子に理央くんをとられてるわけね?」
「いや、とられてるっていうか……」
「そこは頑張って否定しよーぜ、南月ちゃん」
朝から少し時間が経ち。現在、昼休み。
私と真琴ちゃん、そしてなぜか太陽くんが、三人顔を合わせてお弁当を食べていた。



