禁断の恋 〜狂愛癖のある兄〜

私はその後も兄が嫌うものを乗り続けていたら夜になった


あーぁ、楽しい時って時間はあっという間にすぎるよね


「帰るか、心乃美」

「うん」

┄帰宅┄


「なぁ、心乃美ちょっと来て」


あ、兄がこういった時はだいたい何かあるんだよね


兄の部屋に入るとさっきまで穏やかだったのに、その姿は豹変する


「いた」


兄は私をベッドに力強く押し倒した

ほらね、オオカミ通り越して獣だよ


いつもこんな感じだから家を出たいんだけど


それすら許さない兄

明日はきっと監禁生活だ

監禁と言っても

ずっとこの部屋に閉じ込められるわけじゃないけど


家中は動き回れるけど、家の外に出ると何をするか分からない


「心乃美…ほら、心乃美の好きな首輪」

「私、別にそんなもの好きじゃないけど」

いつもいつも同じセリフ

いい加減つくのが疲れてきた