僕の公募人生

 現代詩手帖という雑誌があった。思潮社から出ている。
 詩やエッセイの雑誌だ。
 それに詩の募集があった。
 確か月一発行で、毎月募集していた。
 僕はそれに投稿していた。僕は学校の俳句などの公募を馬鹿にしていた。凡俗だと思っていた。学校の範囲だし。それで、この雑誌に投稿していたのだ。生意気なことをしていた。
 採用されたことはない。
 ( ノД`)シクシク…。
 音楽のフレーズを使ったこともあった。そのころは音楽著作権というものを知らなかった。もちろん採用はされなかった。
 雑誌の書き手は年配の男性ばかりだった。
 僕はこの雑誌を読み漁った。

 以前から詩作をしていたのだ。学校の先生に見せたりもしていた。

 僕は校内文芸誌を馬鹿にしていた。
 校内文芸誌に勉強もできて素行もいい野球部の主将の短歌が採用されていた。
 角川スニーカー文庫とかコバルト文庫とか学校の図書館の先生が推奨しているような本を馬鹿にしていた。
 保健室にいたら、保健の先生と別の先生が話して見えた。校内文芸誌に載せられた文章ですごい文章があったというもの。あとでその校内文芸誌を読んだ。おそらくそれだろうという文章を見つけた。要するに、学校の先生がいいと思うような文章だった。
 当時、学校の先生がいいというようなものを馬鹿にしていたのだ。反発的だったんだと思う。
 僕はその子の文章をくそめたに馬鹿にした。先生がいいというものを否定していたのだ。