雨空の下、笑い嘆いて。

恋愛(キケン・ダーク・不良)

空佳くらり/著
雨空の下、笑い嘆いて。
作品番号
1696814
最終更新
2023/06/28
総文字数
772
ページ数
3ページ
ステータス
未完結
PV数
50
いいね数
0

……どうして、

どうして、神様は。






笑えなくても、わからなくても、
ずっとずっと、
このまま続いていくんだって思ってた。


きっと明日も、ずっとその先も、
生きて一緒にいられるって思ってた。




♔∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴♔


‐ Riri ‐
莉々

×

‐ Rei -



♔∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴♔



復讐を、しようと思った。

私の家族を傷つけたやつを、許さないと思った。

———思った、はずだった。



「初めまして、俺のお姫様」



それがきっと、転換期。








『……知ってたんだ、最初から
キミが俺を、恨んでいるってことだって、』



悔しいんだ、感情が揺さぶられるくらいに、
心が、燃えるくらいに。


(キミが笑うと、もう)


諦めたくなくなって、
希望を持ってしまうから。




——— 雨空の下、笑い嘆くキミを、



(決してもう二度と、一人では泣かせない)








壊れるのだって、
崩れてしまうのだって、
狂ってしまうのだって、
そんなものはとっくのとうに、知っていた。







「( 今日もこの夜に、絶望の雨が降る )」








表紙公開*R5.5.2
執筆開始*今ある作品が二つ完結したら





あらすじ
壊れるのも、狂っているのも、全部全部、君のせいだから。
だったら、復讐なんて、できなくなっちゃうじゃないか。

『笑えなくても、わからなくても、愛せるように.』

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