忘れられない恋


この後の展開を察した私はニヤケが止まらず、

一、二回とベットの上を転がり回り続けた。



プロポーズ丘公園=告白と結びつけられるぐらい、

地元では有名な告白スポットに私を呼び出すぐらいなんだから、

それはもう……

顔から滲み出る笑みと勝手に動きだしてしまう両足をバタバタさせずにはいられない。



平常心、平常心。

心の準備を入念にしておこう。



私は急いで身支度を済ませ、

プロポーズ丘公園へと向かった。



ホップ、ステップ、ジャンピングと、

今日はやけに足取りが軽い。



犬が歩かないからいつも抱っこして散歩するお兄さん、

いつも帽子が斜めに曲がってる近所の小学生、

電柱に向かって、どすこい運動をしているお爺さん。



今日はウキウキで上機嫌な私をそんな変な目で見ても全く気になんてしない。


今の私は無敵モード突入なのだ。



私は家から徒歩1分とプロポーズ丘公園から近かく、

一ノ瀬先輩は自転車で二十分ぐらいかかる。



絶対、私が一番だ。


そう私が一足早くプロポーズ丘公園に来たと思ったのだが、

一ノ瀬先輩はそれよりも早く来ていた。



周りを見渡すが、

今日はまだ私たち以外誰も居ない。



「すいません、待たせて」



「ううん、俺も今さっき来たとこ」



初めて見る一ノ瀬先輩の私服姿を見て、

私はこう思った。



カッコいい。


物凄くカッコいいと♡



私たちは話しながらプロポーズ丘公園にある高台へと上がり、

高台から見える日本海の絶景を眺めた。