「おはようございます。6月6日、日曜日の朝です。今日は6月の第一日曜日ということでプロポーズの日なんですよ。大切な人に思い切って、プロポーズしてみてはいかがですか?6月にーー」



聞くや否や、

仁は起き上がった。



プロポーズ?


そのフレーズを聞いた仁は、

告白という文字が浮かぶ。


するなら今日しかない。



仁はプロポーズ丘公園を咄嗟に、

思い浮かべた。



あの告白スポットなら、

成功すると思ったのだろうか。


慌てて私に電話をかけた。