そして、第一日曜日。 俺は今日の日付を確認すると思い出すかのように、結空が居そうな場所を頭に思い浮かべた。 結空がもし、運命の人なら、きっとあそこに居るはず。 だって、今日は俺たちにとって特別だった日、プロポーズの日じゃないか。 それに、二人で永遠を誓ったあの場所なら、きっともう一度、結空に逢えるはず。 俺は今から向う場所をボソっと小さく呟いた。