それもそのはず。乾望遙は、この公の場で彼女ちゃんを抱き寄せているんだから。
「杏は俺のなんで、奪おうとか狙おうとか思わないようにね。」
退場する間際にはそんな言葉を残し、とりあえず一組目が終了した。
なんか……彼女ちゃん、どんまい。
乾望遙は相当彼女ちゃんに惚れこんでるっぽいから、彼女ちゃんは大変なんだろうなぁ。
……なんて、私は他人事のように思っていた。
その後も何組かがステージに上がり、アピールをしてから退場していって。
もうそろそろ終盤に差し掛かろうとした、その時だった。
「香、来て。」
「えっ……し、静流っ……!?」
どこからか伸びてきた腕に、私は強制連行されていった。
その腕の主は静流で、わけが分からないままどこかに連れていかれる。
「静流、一体どこにっ……って、な、何でここに……!」
「ん、もうそろそろ出番だから。」
「え、ちょっと……!」
……そして気が付けば私は、ステージの上に立っていた。
一気に視線が私たちのほうに集まる。
「杏は俺のなんで、奪おうとか狙おうとか思わないようにね。」
退場する間際にはそんな言葉を残し、とりあえず一組目が終了した。
なんか……彼女ちゃん、どんまい。
乾望遙は相当彼女ちゃんに惚れこんでるっぽいから、彼女ちゃんは大変なんだろうなぁ。
……なんて、私は他人事のように思っていた。
その後も何組かがステージに上がり、アピールをしてから退場していって。
もうそろそろ終盤に差し掛かろうとした、その時だった。
「香、来て。」
「えっ……し、静流っ……!?」
どこからか伸びてきた腕に、私は強制連行されていった。
その腕の主は静流で、わけが分からないままどこかに連れていかれる。
「静流、一体どこにっ……って、な、何でここに……!」
「ん、もうそろそろ出番だから。」
「え、ちょっと……!」
……そして気が付けば私は、ステージの上に立っていた。
一気に視線が私たちのほうに集まる。

