……私、折羽香はやってしまいました。
「私の馬鹿ぁぁぁっ!!」
静流に助けてもらってから保健室で少し休んだ私は、大事をとって早退させてもらった。
私はいいって言った。だけど静流は心配らしく、念の為と。
その時にうちの学校の養護教諭が、静流のお姉さんだと偶然知った。
だからあんなにも、すんなり早退させてもらえたのかぁ……。
なんていう思いを巡らせながら、私はベッドの上でそれどころじゃないとバタバタ一人で騒いでいた。
私は、失態……というか、今世紀最大の恥ずかしい事をしてしまった。
『静流の、ことは……好き、だよ……っ。いつの間にか、好きになってたみたい……。』
……思い出したら、死にたくなってきた。
何が『好きになってたみたい……。』だ……! 私、こんな乙女思考じゃないのにっ……!
それなのに、あまりにもあっさりと出てきてしまった言葉。
保健室に運ばれるまで私は気を失っていて、少しだけ気分はふわふわしていた。
でもそこまでぽけーっとしていたわけではなく、ある程度の自我はあった。
「私の馬鹿ぁぁぁっ!!」
静流に助けてもらってから保健室で少し休んだ私は、大事をとって早退させてもらった。
私はいいって言った。だけど静流は心配らしく、念の為と。
その時にうちの学校の養護教諭が、静流のお姉さんだと偶然知った。
だからあんなにも、すんなり早退させてもらえたのかぁ……。
なんていう思いを巡らせながら、私はベッドの上でそれどころじゃないとバタバタ一人で騒いでいた。
私は、失態……というか、今世紀最大の恥ずかしい事をしてしまった。
『静流の、ことは……好き、だよ……っ。いつの間にか、好きになってたみたい……。』
……思い出したら、死にたくなってきた。
何が『好きになってたみたい……。』だ……! 私、こんな乙女思考じゃないのにっ……!
それなのに、あまりにもあっさりと出てきてしまった言葉。
保健室に運ばれるまで私は気を失っていて、少しだけ気分はふわふわしていた。
でもそこまでぽけーっとしていたわけではなく、ある程度の自我はあった。