今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

 背後からフェンデルの声が聞こえ、エステルは素直にうなずいてレナーテの手を握った。

「いい子ね。離しちゃだめよ」

「うん」

 レスターは剣と盾のせいで、ディルクは両手剣のせいで、フェンデルも弓を引くために両手を使う。

 レナーテは木を粗く削っただけの杖しか持っていないから、エステルと手を繋いでいても問題ないのだ。

「それじゃあ、行こうか」

「おう!」

 前衛のレスターとディルクの後に続き、エステルたち後衛の三人もリンバーグ山へと足を進めた。



 物語の持つ運命力によるものなのか、隠しダンジョンへの道は簡単に見つかってしまった。