今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

 このとき、レナーテがエステルとふたりで入浴をするのもお決まりのことだった。



 そして翌日になり、五人は朝早くに村の入口となる門の前に集合した。

「準備はいいか?」

 いずれ勇者になるレスターが自然とリーダーのポジションに収まる。

「大丈夫よ。昨日しっかり寝たから魔法もちゃんと使えるわ」

「薬草も家から持ってきたぜ!」

「あんまり張り切りすぎるなよ? 矢の数だって限られてるんだからな」

 エステルは改めて冒険者たちを見つめた。

 まだ粗末な装備ながらも、古びた剣や盾、使い慣れた弓矢を手にしている姿は『勇者の仲間たち』というにふさわしい気がする。

(私は回復担当)