足を組んだフェンデルが薬草茶を口に運ぶ。
「どうしても行きたいなら、今度から俺を誘いな。付き合ってやるから」
「……うん」
面倒くさい絡み方をする男だが、エステルはフェンデルが嫌いではない。
彼はこう見えても最年長なだけあって、誰よりも冷静沈着で気配り上手だ。
今も純粋に心配する気持ちから同行を申し出たのだろうというのは想像に難くなかった。
(プロローグを進めないこともそうだけど、私自身も気をつけなきゃな)
エステルが改めてそう思っていると、また扉を叩く音がした。
家主の事情を考えない荒っぽい叩き方をする人物など、彼らの知る中ではひとりしかいない。
「どうしても行きたいなら、今度から俺を誘いな。付き合ってやるから」
「……うん」
面倒くさい絡み方をする男だが、エステルはフェンデルが嫌いではない。
彼はこう見えても最年長なだけあって、誰よりも冷静沈着で気配り上手だ。
今も純粋に心配する気持ちから同行を申し出たのだろうというのは想像に難くなかった。
(プロローグを進めないこともそうだけど、私自身も気をつけなきゃな)
エステルが改めてそう思っていると、また扉を叩く音がした。
家主の事情を考えない荒っぽい叩き方をする人物など、彼らの知る中ではひとりしかいない。

