今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

「ほら、鼻が赤くなってる。エステルは大人なんだから、フェンデルの相手なんてしなくていいの」

「はあい」

「俺が、遊んでやってるんだって」

「エステルの遊び相手なら俺で充分だ」

 テーブルに薬草茶を並べながら、レスターが横から口を挟む。

 ここで下手に受け答えすると長引くのを知っているからか、フェンデルは肩をすくめるだけに留めた。

「でもね、エステル。ひとりでリンバーグに行っちゃだめよ。あなたが怪我をしたらみんな悲しいもの」

 エステルはレナーテを見上げ、しみじみとうなずいた。

「うん、気をつけるね」

「気をつけりゃいいって問題じゃねえと思うよ」