今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

 それはそれとして、勝手に髪を弄ったり隙あらば頬をつまんだり、やりたい放題遊ぶフェンデルに言いたいことがないわけでもない。

「で、どこに行ってたんだ?」

「裏山。エステルがひとりで散歩に行っちゃったんだ」

 エステルが答えるよりも先にレスターが言う。

「へえ、ちびちゃんにしては大冒険だったな」

「ちびちゃんじゃないってば!」

 エステルが怒って振り返ると、フェンデルの手にむにっと頬を掴まれる。

「道理で汚れてるわけだ。ひと仕事する前に水浴びしてきたほうがいいぜ」

「フェンデルも汚れちゃえ」