今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

 レナーテもレスターと同様、顔をしかめてお説教モードに入っている。

 しかしやはりフェンデルには通用しない。

「俺もディルクのなにがいいかわからないね」

「フェンデル!」

 からかわれたレナーテが真っ赤になってフェンデルを怒る。といっても彼女が怒ったところであまり迫力はない。

「そんなことより、ふたりともどうしたんだよ」

「俺はレナーテについてきただけ」

 レスターの問いかけに対してしれっと言うと、フェンデルはいつものように家に上がり込んで椅子に腰を下ろした。

 レナーテもまだ唇を尖らせているが、フェンデルに続いて家に入る。