今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

「私、自分も一緒に行くものだと思って話してたわ」

「俺も。力仕事が得意なやつがいなきゃ大変だろー」

 エステルは胸に手を当て、悲劇の未来を逃れて今を迎えた四人を順番に見た。

「じゃあ……一緒に来てって言っていいの?」

「言ってくれなきゃ、勝手についていくだけさ」

「フェンデルがついてくるなら、最初に酒場を作らなきゃ」

(みんながいてくれて……みんなと今を一緒に生きていられてよかった)

 うれしくてちょっと涙ぐんでしまったエステルを、幼馴染たちが励ましたりからかったり、かわいがったりする。