今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~

(たしかに領地経営ゲームって、一定の成果を出すと新しい土地を管理するように指示されたりするよね。ロールプレイングゲームの世界だと思ってたけど、ジャンル変えちゃったかなぁ)

 エステルの気持ちはかなり傾いていたが、最後の一歩を踏み出す勇気が出てこない。

「頑張ってみる……のはいい、けど。これまでだってみんなの力を借りてきたのに、どこまでできるか……」

「ひとりで行かせるわけないだろ? なあ、レスター?」

 肩をすくめたフェンデルに言われ、レスターが笑顔を返す。

「もちろん、みんなにはついてきてもらうつもりだったよ。俺だってみんながいなかったら寂しいし」