「危ないことはしてほしくないけど、まだたくさんやれることがあるエステルの自由を奪いたくはないな」
心から妹を想う兄の言葉がエステルの胸に染みる。
(〝エステル〟だから私に優しいだけじゃない。ちゃんとお兄ちゃんは、私のお兄ちゃんとして愛してくれてる)
「その年でおもしろいことがやれるなんていいじゃないか。新しい土地でもちびちゃんならやっていけるさ」
フェンデルがテーブルに置いた器を指でつつきながら言う。
「俺が七歳だった頃はなにをやってたっけかな?」
「初めてお酒を飲んでひっくり返ったのが七歳よ。私とディルクで家まで運んだの、一生忘れないんだから」
レナーテがくすっと笑う。
心から妹を想う兄の言葉がエステルの胸に染みる。
(〝エステル〟だから私に優しいだけじゃない。ちゃんとお兄ちゃんは、私のお兄ちゃんとして愛してくれてる)
「その年でおもしろいことがやれるなんていいじゃないか。新しい土地でもちびちゃんならやっていけるさ」
フェンデルがテーブルに置いた器を指でつつきながら言う。
「俺が七歳だった頃はなにをやってたっけかな?」
「初めてお酒を飲んでひっくり返ったのが七歳よ。私とディルクで家まで運んだの、一生忘れないんだから」
レナーテがくすっと笑う。

