ゴダンに反発して騒ぐ私兵たちの中には、エステルをここまで連れてきた使者の姿もあった。
誰も自分の命令を聞かないと知ったからか、ゴダンの顔が赤を通り越してどす黒く変色する。
「役立たずどもめ」
その言葉の直後、ゴダンがなにかを唱えようとした。
だが、口を開いた瞬間には、肉に埋もれて境目がわかりづらい首に剣の切っ先が突きつけられている。
「正直事情はわからないけど、あんたが俺の妹に怖い思いをさせたのはわかる」
目にも留まらぬ速さで踏み込み、ゴダンの呪文を封じたのはレスターだった。
(お兄ちゃん、いつの間に……)
単なる村人ができる動きではない。
誰も自分の命令を聞かないと知ったからか、ゴダンの顔が赤を通り越してどす黒く変色する。
「役立たずどもめ」
その言葉の直後、ゴダンがなにかを唱えようとした。
だが、口を開いた瞬間には、肉に埋もれて境目がわかりづらい首に剣の切っ先が突きつけられている。
「正直事情はわからないけど、あんたが俺の妹に怖い思いをさせたのはわかる」
目にも留まらぬ速さで踏み込み、ゴダンの呪文を封じたのはレスターだった。
(お兄ちゃん、いつの間に……)
単なる村人ができる動きではない。

