(なんとかしてここから逃げ出さないと)
扉を叩いて助けを求めるのを諦めたエステルは、バルコニーへと繋がるガラス張りの扉に駆け寄った。
しかしエステルのいる部屋は屋敷の三階で、飛び降りれば怪我をするのは間違いない。
それでもなにか希望を求めて吹きさらしのバルコニーへ出たエステルは、目の前に広がる深い谷底を見て息を呑んだ。
崖の壁には濁った虹色の鉱石が針状に張り付いており、光を受けて不気味にきらきらと輝いている。
(待って、ここ……)
自分が置かれている状況も忘れ、エステルは浅い呼吸を繰り返す。
扉を叩いて助けを求めるのを諦めたエステルは、バルコニーへと繋がるガラス張りの扉に駆け寄った。
しかしエステルのいる部屋は屋敷の三階で、飛び降りれば怪我をするのは間違いない。
それでもなにか希望を求めて吹きさらしのバルコニーへ出たエステルは、目の前に広がる深い谷底を見て息を呑んだ。
崖の壁には濁った虹色の鉱石が針状に張り付いており、光を受けて不気味にきらきらと輝いている。
(待って、ここ……)
自分が置かれている状況も忘れ、エステルは浅い呼吸を繰り返す。

